大人気の歴史、『三国志』。詳しくない方も一度は耳にしたことがありますよね?
ファンも多いこの三國志の世界をコメディにした映画『新解釈・三国志』。
福田組で有名な福田雄一監督と大泉洋さんがタッグを組み、話題を呼びました。
話題は豪華俳優陣の布陣です!
主人公の劉備は大泉洋、曹操を小栗旬、孫権を岡田健史、他にもムロツヨシ、賀来賢人、岩田剛典、山田孝之等々主役級の俳優さんがズラリ!
そして主題歌は福山雅治さんという豪華キャスティング。
公開前から、福田監督ファン、各俳優陣のファン、そして三国志ファンに話題沸騰だったわけです。
ですが、蓋をあけると酷評の嵐!
『つまらない』や『見るのをやめた』と厳しい意見が多く見られました。
ではなぜそのような酷評が多く見受けられるのか、この記事で検証してみたいと思います。
新解釈三国志:酷評の声
まず何がそんなに酷評されているのか、ツィッターからピックアップしてみましょう!
ギャグがつまらない
少し前に見た映画
「新解釈・三国志」福田監督と知ってましたが、私は今回はギャグがハマらず、いまいちでした💦(個人の感想です)
毎回ムロツヨシと佐藤二朗の所は好きです😃
エンディングで福山と大泉のコンビと思い龍馬伝を思い出してしまいました。 pic.twitter.com/FBPb8pVlxR— ニルン (@e_nirun) March 7, 2021
来週の金ローが新解釈・三国志なのだが、あの作品は
・肝心のストーリーがほぼダイジェスト
・ギャグがひとつも面白くない
・ちょくちょく入るルッキズムがキツい
の三拍子を揃えながら興行収入40億を叩き出したので、気になる人は是非……
責任は取りません— 霧の中のドルヲタ (@GEEEEEEED) January 14, 2022
新解釈三国志はギャグが途中から冗長というか繰り返しというか飽きて眠くなった。橋本環奈、山本美月、広瀬すずが良かったがアイドル映画ではない。
— スレイマン🍅🍅🍅🍅🍅🍅🍅 (@sulaymanhakiym) December 27, 2020
福田監督節のギャグに大泉洋さんの独特な言い回しが好きではない人が『ギャグがつまらないあ、はまらない』との感想を述べていますね。
ですが、ギャグが最高、笑いを堪えるのが必死だったというツィートも多数みうけられました!
大泉洋が大泉洋のままだった?!
映画みた。新解釈三国志。大泉洋とムロツヨシが出てるからおもしろいと思ったのに、全く面白くなかった。ずっーとスベってる感じ。
有名な人達たくさん使ってるのに、もったいない。初めて映画館で寝そうになった。
5段階評価で1.5だな。— むーせき (@muuseki) December 16, 2020
ああ…来週は新解釈三国志か…
大泉洋の使いかたが全然新解釈じゃなかったやつ。みんなが思ってるであろう大泉洋をなんの工夫もせず出した感じ— ぬえ (@yosinotennin) January 14, 2022
大泉洋さん自身も映画のプロモーションの時に、自身の番組『水曜どうでしょう』のようなノリで不安だとおっしゃってましたが、それが良くも悪くもレビューにつながったという感じです。
ずっとつぶやいている劉備にほぼ大泉洋で劉備ではなかったという意見や、ムロツヨシさんとの掛け合いにも仲間内でキャッキャしているだけと酷評がありました。
すなわち、大泉洋さんファンにはたまらない作品になったということですね!
内容が薄い
映画館で新解釈三国志観てきた!
内容としては…うーん。
新解釈の部分は諸葛亮孔明の功績はなまら頭の良かったとされる奥さんの功績だった!的な部分と劉備がほんとは怠惰なやつだった、て部分なのかな
冗談言い合ってわちゃわちゃしてただけの印象。#新解釈三國志 #新解釈三国志 #新解釈大泉洋 pic.twitter.com/BtN2qYpyiq— Akuto (@Akuto_dig) December 26, 2020
新解釈三国志見たー!
内容スッカスカで役者の悪ふざけ永遠見る映画だった笑— まっつん@ (@matu_ORAL) December 14, 2020
昨日、新解釈三国志見たんだけどつまらなかった…
面白くさせようとしすぎて内容が入ってこないし、その感じの軽いノリとか言い方だから凄さもわからんかった…俳優の無駄遣いさがすごい。好きだけど。。— ハルナ (@Ko8Ke2Ko8KKo) May 29, 2021
内容といっても三国志の内容が面白く描かれていなかったという内容と、そもそもこの新解釈三国志の内容が薄っぺらいものだったという内容の2つがありますが、多くは後者かなと感じました。
あれだけの主役級の俳優陣が次々出てきますし、キャラクターの面白さを全面に出ている映画なので、内容を深く見せていくという感じではありませんね。
意外にも三国志の内容についての酷評は見受けられませんでした。
内容もですが、キャラクター自体コメディタッチに描かれてますので、そのキャラ設定も新解釈になりますね。
キャラクターについては、大泉洋は劉備ではなく大泉洋だったとの類と城田優がかっこよすぎた、との意見が多く見受けられました!
新解釈三国志:つまらないと言われる理由
新解釈・三国志がつまらないといわれる理由を上げて見たいと思います。
福田監督の映画が苦手
福田監督が作る映画ならみたい!と見る方も多いぐらい、今やドタバタコメディの立役者となっている福田雄一さん。
『今日から俺は』という賀来賢人さん主演の映画は50億円を突破したとのこと!
映画館へ足を運ぶ人が少ない中、すごい記録ですよね!
そして小栗旬さん主演の『銀魂』やドラマ『勇者ヨシヒコ』、バラエティでも『笑っていいとも』等活躍の場が広い監督さんです。
では福田監督の何がアンチを生むのでしょう?
①俳優陣が同じ
福田雄一って同じ俳優しか使わないよなぁ。佐藤二朗ムロツヨシ賀来賢人橋本環奈山本美月山田孝之。もう飽きたわい
— しおんぬ (@shionne_94) July 4, 2020
福田組常連と言われているのは、佐藤二朗さん、ムロツヨシさんですね。
レギュラー?!というぐらい出演が多いですね。
そして皆さん個性派俳優さんばかり。
内容が変われど、身内感が抜けない所以でしょう。
②ギャグが自分の好みではない
まず1番駄目だと思う事は福田雄一の悪いところでもある、役者の変顔やアドリブが映画におけるギャグだと思っている所。映画でそんなテレビの様な事をされても冷める一方で、そもそも映画における笑いはそんな簡単に済むことではない。
— マルシェ (@panaza1621) August 1, 2020
上記でも記載したようにギャグが合わないということは笑えない映画を最後まで見るということですから、それは苦痛でしかないですよね。
それとプラスして、絵がうるさいというコメントも見受けられました。
変顔をして笑いを取りに行ったり、内容なくガチャガチャ騒いでいるシーンが多いですよね。
これが見ていて疲れる原因ではないでしょうか。
福田さんのアンチコメントを中心に書きましたが、俳優陣については個性をあれだけ引き出せるのは福田監督ならではの手腕なんだろうなと思います。賀来賢人さんは『今日から俺は』のキャラクターが意外すぎてはじめはしっくりきませんでしたが、映画も大ヒットしすっかり個性は俳優としての地位を登っているのではないでしょうか。
ギャグに関しては、どの監督だろうとある合う合わないだと思います。ですが福田監督の映画は前評判がよかったり、俳優陣で映画を選んでる人が多そうなので、そこで他の作品よりギャグや内容に関してアンチコメントが多く見られる原因ではないでしょうか。
三国志の内容がお座なり
様々な人が様々な角度で三国志を題材に映画を作っていますよね。
映画『レッドクリフ』や中国ではドラマ『Three Kingdoms』が有名どころではないでしょうか。
この新解釈・三国志は三国志の内容に沿ってはいますが、とりあえずのストーリーという感じでキャラクターを際立たせるギャグにフューチャーしているように感じます。
西田敏行さんが歴史学者として語りを入れてくれることによってストーリーの道がかろうじて見えます。
オムニバスコントのようだ、という酷評があるように、どちらかと言うと人物に沿って映画の道筋が構成されているかのように感じましたね。
これがツイッター上で、テレビで十分、ドラマにすればよかったのにという意見につながったのではないでしょうか。
映画の内容は三国志でも有名な『赤壁の戦い』の展開になってますが、ギャグの間に戦闘シーンがあるような感覚ですので、『赤壁の戦い』風な映画で、『赤壁の戦い』を見たい人からすると違ったものみ見えるでしょう。
ここが内容が薄いといわれる理由につながったのではないかと思われます。
ですが、内容を熟知しているとこんな解釈もあるんだと楽しめると思います!あまりにもギャグや笑いを毛嫌いする方にはむずかしいですが。
詳しい内容についてはこちらの記事を参照してください
まとめ
この記事では『新解釈・三国志』の酷評、および面白くないと言われる理由について調べてみました。
どの映画でもハマるハマらないはあるかとおもいますが、酷評が多い中でも興行成績は素晴らしいものです。
とりあえずおもしろそうだから見てみよう!とファーストインプレッションで思わせられる映画を作っているのも、すごいことだと思いしたね。俳優陣も豪華で、見ごたえは確約されたようなもの、だからこそアンチが増えるのかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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