ヤマハ音楽教室のCM、ドレミファソーラファミ・レ・ド♪は誰しも耳にしたことがあると思いますがどんな教室か、ご存知でしょうか?その曲を歌っているのがまさにヤマハ音楽教室の中心にある幼児科クラス。幼児科クラスはグループレッスンで行う音楽教育です。
グループレッスンで楽しそう!
といった印象でしょうか??
大手音楽教室で音楽教室の先人ですので、しっかりとした教育理念がある会社です。
その中でも皆が通る、ヤマハ音楽教室の真髄である『幼児科』について書いていきたいと思います。
ヤマハ音楽教室とは

今では日本全国に3,000箇所展開を見せるヤマハ音楽教室。はじまりはどうだったのでしょうか。
創業者・山葉寅楠が静岡県浜松市でオルガンの修理をしたのがきっかけでオルガンを作り始め、1897年に日本楽器製造株式会社を設立。この日本楽器製造株式会社が1954年にオルガンの教室を銀座で始めたのが、今のヤマハ音楽教室の前進である。
YAMAHAホームページより抜粋
オルガンを購入してもらうためにはレッスンを展開しないと使い方がわかりませんものね。おアルガンの3年後にはピアノ製造を始めてますが、レッスンはオルガンを使ってのグループレッスン。今でもグループレッスンが続いています。始まった当初、ジャズ・アンサンブルクラスにはなんと渡辺貞夫が協力したとのこと。すごい面々が関わって今のシステムが出来上がってきたわけですね。
今ではグループレッスンは1歳~始まり、各年齢ごとにクラスがありますが、幼児科クラスを卒業しないとそれ以降のクラスには入れません。小学校以降のクラスは主にアンサンブルや作曲のような事をしますので、基礎能力がないとレッスンが進みませんので、仕方ないことでしょうが、年齢もきっちり4歳5歳で区切っているので、逃したら入れませんし、後悔してもしきれませんね!
ですので、幼児科がヤマハ音楽教室の要のクラスと言って良いでしょう。
ヤマハ音楽教室:幼児科クラスについて

幼児科適期教育
ヤマハ音楽教室では『適期教育』というものを実施しています。子供の年齢に無理なく、尚且耳の成長、指の成長に無理なくレッスンすることで、楽しく、親しみを持ちながら無理なく吸収できるように考えられた教育です。
耳の成長が著しい4・5歳の時期にこそ、この幼児科クラスのカリキュラムが最適です。
聞く→歌う→弾く→読むといった流れで音楽を習得していくので、無理なく進められます。聞く→歌うは主にレッスンで教えてもらいますので、その覚えて歌ったドレミを次週鍵盤で弾いていきます。ですので、読めなくても弾くことができるんですね。そして耳の成長が著しい時期に沢山の音楽を聞くことにより、刺激され益々音楽を聞く耳が育ちますので、『ヤマハ育ちは耳コピできる』とはそこまで飛躍した表現ではありません。2年後の卒業時には5調(ハ・ト・ヘ長調/ニ・イ短調)の3和音を耳で聞いて判別できるようになります。凄いですよね!ギターもあっさりできそうです!
これがやはり小学生になってからでは遅い場合が多いです。小学生になると、理解力はぐっと増しますので読譜が可能にはなってきますが、耳の力が幼児科のようにはいかないことがあります。(必ずしも全員がというわけではないので悪しからず。)
そして特徴は保護者同伴ということでしょうか。必須です。
保護者の力添えがないと、なかなかあのレッスンカリキュラムはまわりませんし、家での宿題がわからなくなってしまいますね。
幼児科コース概要
対象年齢:4・5歳(年中から)
期間:2年間
レッスン形態:1クラス10名程度のグループレッスン(保護者含む)
レッスン回数:年間40回
レッスン時間:入れ替わり含む60分
開講月:5月
レッスン料金:6,500円(税抜・月額)
入会金・施設費:会場により異なる
ヤマハ音楽教室公式サイト|無料体験レッスン&見学受付中 (yamaha-ongaku.com)
ヤマハ音楽教室は総合音楽能力を高めるところです。音楽って楽しい!!という体験を通して子供たちが沢山の経験をします。総合音楽ですので、ジャンルも様々。クラシックからポップス、ジャズ、あらゆる音楽の種類。そしてレッスンはエレクトーンという何種類もの楽器の音が出る電子オルガンで行いますので、多彩な楽器たち。バンド形式だって、オーケストラや吹奏楽だって5人で奏でることが可能なんです。100人のオーケストラを必要とするラフマニノフだってアンサンブルで再現します。
よくピアノが下手だ、楽譜が読めない・・・等マイナスな意見が多く見受けられますが、他に沢山の音楽経験をしているので、どうしても広く浅くなってしまうでしょう。とくに幼児科では楽譜を読むことにはそこまでレッスンの重きをおいてませんから、読めなくて当然です。ですが読むための素地は引いているのです。
そして幼児科での成績が優秀、尚且やる気がある人には専門コースが用意されてます。こちらはグループレッスンしながら個人レッスンもありますので、上記に書いたようなことはクリアされるのですが、それはそれで忙しいし大変なわけです。個人レッスンとグループレッスンがあるのですから、単純に宿題は2倍です。それにコンクールなんて出だしたら、てんこ盛りの宿題になるわけです。
そう考えると、子どもがその年令に応じて楽しく音楽をお友達と奏でるか、頑張って専門コースに行かせるかは、ご家庭の教育方針によるところです。
私は楽譜が読めない生徒はいないと思います。読む気がないだけ。読まなきゃいけない事態に追い込まれていない!
なのでどうしてもピアノが弾けるようになりたい!ご両親の思いとしてピアノを弾かせたい!という強い希望がないならば、楽しく長く音楽を続けられる選択をするのがベストだと思います。
我が家では本人の強い希望がない限り、グループレッスンと少し個人レッスンをやってもらえたらなぁ~なんて夢物語です。
幼児科終了後
幼児科は2年間で修了になり、その後またクラス選択があります。
1,ジュニア専門コース
2,ジュニア総合コース
3,ピアノ・エレクトーン個人
4,ジュニアアンサンブルコース
グループと個人レッスンどちらにするか迷う方も多いでしょう。
併用クラスもあり、卒業後は充実したコース選択ができます。
詳しい記事はこちらを参考にしてみてください!
まとめ
ここまで書きましたが、一番大事なことは、良い講師に巡り合うことです。楽器の演奏能力が高い講師ではありません。それは専門コースに入れば出会えることでしょう。そうではなく、レッスンが楽しい!そして信頼できる、子どもたちが自然とついていく講師です。そんな素敵な講師に出会うことが出来たなら、きっと楽しい幼児科ライフが送れますよ。現代の子どもたちは忙しくて、講師ではなく、時間曜日でレッスンを選んでますが、可能な限り、ママの納得する講師を探すと良いです。そのために無料で体験レッスンが組まれてますので、ぜひ活用してくださいね!
これからのお子さんの音楽ライフを左右する大事な幼児期ですので、ぜひ参考に、お考えくださいませ!質問があればお気軽にどうぞ!

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